絵を上手に描きたい、素敵な絵に仕上げたい。
これをご覧いただいている皆さんもそう思っているのではないでしょうか。
私も常にそう願っています。
では、どうしたら上達するのかのヒントをお伝えしますね。
絵の上達に必要なヒント
絵の上達法は、まず沢山描くことが最も大事になります。
それでは、ただ沢山描けば知らず知らずに上達していくのか。
そうではないんですね。
それでは何に注意していけば上達していけるのかを見てください。
絵を習う
絵を人に習うことです。

絵画教室やオンライン絵画教室で絵を習うことは上達への早道といえます。
自分だけの独学では上達する速度はどうしても遅くなします。
先生に直接習うことは、先生の技法や考え方が学ぶことが出来るのです。
先生に自分の絵を見てもらいどこを改善したら良いのか、どう工夫すれば素敵な絵になるのか、などの意見を貰えるからです。
その時、なぜ先生はそういう意見を言ったのかをよく考えることも重要ですね。
先生がそう言ったのには絵画として作り上げるための意味があるからです。
絵を習っている途中で疑問点があったら遠慮しないでなんでも質問しましょう。
せっかくですので先生に沢山質問した方がいいですよ。
絵画教室も一つだけで良いのかといったところも実はあるんです。
先生にも個性があります。その個性は癖?だったり、傾向?だったり先生の特有の技法?かもしれません。
そのためにも色んな教室を覗いてみてください。先生毎に違った味があり、生徒はその先生の画風になっていきます。
それが悪いというわけではないのですが、いろいろな画風があることを知って最も自分の好みの先生に習ったら良いのではないでしょうか。
動画を見る
今は色んな動画をただで見ることができます。

you tube動画などでもいろんな先生方が描き方を示してくれていますので、是非活用しましょう。
描いている最初から終わりまでの全場面を見られるものと、タイムラプスのような部分部分だけ見せている動画もあります。
ではそのような動画をどのように見ていけば良いのかですね。
その動画の下描き、下塗り、絵の具の重ねる順番や混色した絵の具の色そして、使っている筆の種類や絵の具の乗せ方、筆使いなどを意識して見ることをお勧めします。
そんな動画を見ていると、自分でもなんだか出来るんじゃないかなと思えてくると思います。
しかし、簡単には同じように描けないものです。
先生には経験があるので描けるので、そう簡単には描けません。
でも皆さんもどんどん描くことで、経験が出来てきます。そうして行けば同じように描ける時は必ず来ます。
あきらめずに、頑張っていきましょう。
良い絵を見る
私としてはこれが結構重要だなと思っています。
良い絵を沢山見る(観る)ことで、どんな絵が素晴らしいのかの感性を養うことができます。
私も公民館、ギャラリー(画廊)、美術館などにも頻繁に通い絵を見て勉強していますよ。

特に自分の描きたい絵に近い作品の展示があるときは出かけています。
実はそれ以外でも良く観に行きます。
私の絵はアクリル絵の具を使ったどちらかと言えば洋画の写実絵画の分野だと思いますが、私とは違った分野の絵や違った技法の絵も見に行きます。
私たちは日本に生まれたので、美術館では日本画が沢山展示されます。
日本画も良く観に行きます。
西洋画は勿論、日本画にもとても素敵な作品がいっぱいありますので、私はこんな絵は観ないとかは言わずに全ての絵を鑑賞しましょう。
写真や、インターネットの画面でも名画を見ることができますが、実物は違います。
実物(本物)を見るとその素晴らしさが良く伝わってきます。
普段から絵にする意識を持つ
外を歩いている際も、絵にしたい光景が無いかよく見て歩くことで意識が養われます。
気になるものがあればスマホで撮影しておきます。
インターネットで使用許可のあるモチーフを探してもいいですが、そのような画像を使う場合でもその場の雰囲気まではわかりません。
自分で撮影したものであれば、その時の状況や雰囲気などを思い返すことができます。
自分で撮影したものであれば絵の中に撮影した時に感じた感動や思いを盛り込むことができます。
インターネットの利用
インターネットだけでモチーフを選んではいけないと書きましたが、自分のモチーフの詳細な部分などを知っていた方が正確に描くことができます。
こんな時はインターネットを利用しています。

自分で撮影した写真で細かい部分などで分かりにくいところがあるときなど、そこら辺をもっと詳しく知りたいなどについては、インターネットを利用するのがお勧めです。
私も、鳥を描いていて自分の写真では暗くて分かりずらいな~・羽の様子をもっと知りたいな~と思うことが結構あります。
絵を描く際にはそういった資料を集めてから制作を開始しています。
私が実際に絵画を描いている様子がありますので、覗いていってください。
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こんにちは。
画家の佐藤 静です。