アクリル画を初心者が気軽に始められるように・こんな画材を紹介!

こんにちは。
画家の佐藤 静です。

これからアクリル画を始めたい方などに、アクリル画に使用するお勧めの画材を紹介します。

どんなものを始めに揃えたらいいのかを伝えていけたらと思います。

油絵のように溶き油などの特別な溶剤などは必要ありません。

水彩画と同じで水溶性なので、水があれば大丈夫なんです。

匂いも無いので家族にも嫌がられる心配はありません。

但し、服などに着いて乾燥した絵の具は水彩絵の具の様には落ちませんので、ここは注意してくださいね。

もし、服に絵の具が付いて直ぐであれば、急いで水で洗って下さいね。

アクリルで描いたホオジロとタンポポ

アクリル画に使用する基本的な画材

アクリル画を描くのに最低限必要になるのが、アクリル絵の具と筆、とそしてを描いていく媒体・紙、キャンバスや板があれば始めることができます。

画材を一度に揃えるのは大変ですので、まずはこの3点セットで絵の勉強を始めましょう。

それ以外の道具は描く目標を持っていると、こんな画材もいるな、あんな画材も欲しいなとなってきます。

まず、これからアクリル画を始めようと考えている方は、100均で販売されている絵の具や筆、スケッチブックやキャンバスなどを使ってみることをお勧めです。

あくまで、100均の画材は練習用としてくださいね。

その耐久性を示すデータがないので・・・・・・・

下絵やスケッチを描くのには100均のスケッチブックはとても良いですね。

ダイソーやセリアなどの100均のお店を覗いてみてください。

少し大きめの店舗があると種類も揃えやすいと思います。

練習用の絵の具は?

100均の絵の具でOK!

少し、水っぽいところがあるようですが、それなりに描くことができます。

ダイソーには結構種類が多く金色や銀色などもありました。

基本的に白、黒、赤、青、黄があれば殆どの色は作れますが、色作りは難しいんだよなと思われる方は、緑や茶などを揃えてみると良いですね。

それから、練習用としてインターネットで検索してみると、安価なアクリル絵の具が結構出品されているので使ってみてください。

とにかく一番使う色は白ですね。他の色の2倍以上の速さで無くなります。

ネットを検索すると、

大容量の絵の具もありますので、それで始めるのも良いかもしれません。

初めに筆も100均でのお勧めと言ってしまいましたが、

筆だけは100均の筆はあまりお勧めできません。

なぜなら、穂先の毛が良く抜けるのです。
どんな筆も毛が少しは抜けますが、100均の筆はちょっと我慢できませんよ。

これが厄介で、描いている最中にどんどん抜けるるとフラストレーションが溜まります。

出来るだけ、画材店の筆をお勧めします。

画材店で売られている筆で問題ないですが、インターネットでもいい筆がありますよ。

アクリル絵の具に使う筆として選んでもいいですが、油絵に使う筆や、日本画に使う筆も沢山いい筆がありますので、どんどん使ってみて、お好みの筆を見つけてみてください。

私も、墨絵や日本画に使うような面相筆などもよく使っています。

絵を描く時はこの筆と決めてません。その時の気分で決めています。

この筆良かったよというのがあれば教えてください。

詳しくは別のページでご紹介していますので、そこもご覧ください。

それは紙とキャンバスです。

冒頭にも揚げましたが木の板でもOK!

それから、MDF ボードにも描いた経験がありますよ。100均でも手に入ります。

媒体・紙

紙はまずはスケッチブックでも良いと思います。
作品にするには向いていませんが、初めの一歩に使うのには良いと思います。いっぱい練習してね。

スケッチブックを卒業したら水彩画やアクリル画に使う用紙を使いましょう。

紙を使うということは水を吸収しやすい、滲みやすいということをご理解して使ってください。

この特徴を利用した絵画スタイルもありますよ。

媒体・キャンバス

キャンバスは100均でも販売されています。

売っているどのキャンバスも表面処理がされていると思います。

キャンバスの表面処理とはジェッソなどで表面を平滑にしたり、絵の具の吸収を丁度良くすることです。

初心者の方は購入したままのキャンバスにそのまま描いていくことでも良いでしょう。
多少、布の凹凸があります。

ジェッソは画材店でお求めいただけます。

絵画を一段上の表現にしたい方は、こちら!

本格的な絵に挑戦の方には

画材を探しに画材店に行ってみよう。

銀座伊東屋
新宿世界堂

絵の具

練習も結構やったし、さあこれからは一歩前進していい絵を描くぞ、と思った方はこんな絵の具を使ってください。

本格的に描くのには画材店で色々見て回り、自分の懐と相談して購入しましょう。

やっぱり少しお高めになりますので。

絵の具は次のメーカーがお勧め。
ターナー、ホルベイン、ターレンス、クサカベ、リキテックスなどが有名です。

同じメーカーでも種類があるので、ご自分の絵のスタイルに合ったものを探してください。

同じ色でも透明度やクスミ感など異なるので色々と使ってみてくださいね!

画材店で売っている絵の具を選べば耐久性なんかも証明されているものが多いので、問題ないでしょう。

ジェッソを使う

先ほどお知らせしたジェッソを使ってみましょう。

ジェッソはキャンバスや板に下塗りとして塗りますが、粒子サイズ(滑らかさや粗さが違う)や色も豊富にありますので、次回描く題材にはどれがいいかなと悩みながら画材店を見て回ると楽しいです。

もし自分で判断できなかったらお店の店員さんにこんな絵を描きたいんだけどどれがお勧めですか~と聞いてみましょう。

ジェッソで更に表面を滑らかにすることで、繊細な絵画表現がしやすくなります。

私は、キャンバスを使用する際はジェッソを何度が塗り、紙やすりなどを使って表面を更に平滑にしています。

メディウムを使う

また、絵画の表現をもっと広げていきたい方にはメディウムを使うことをお勧めします。

メディウムで、絵の具の透明度を上げたり、感想を遅くしたり、光沢を強めたり等々いろんなことが出来るようになると、更に絵の表現が広がっていきます。

メディウムもたくさんの種類があるので、どのようなときにどのメディウムを使うと便利なのか、効果的なのかを少し勉強してから選択する必要があります。

画材についての詳細は下にあるページから是非確認してくださいね。